4月18日(木)
2024年4月18日 20時03分授業が本格化し、学級の仲間とも関係ができてきました。
英語の授業では『中指の先を天井に突き指す』ほど、ぴんとした挙手をする子がたくさんいました。
最前列で自信をもって手を挙げることは大人でも容易ではありません。
仲間を信頼し、自分らしさを発揮してもよいという安心感があるからこそ、
この子たちのように自分の考えを仲間に伝えることができるのだと感じました。
また、タブレット端末の年度初めの処理もほぼ完了し、授業での活用が始まりました。
タブレット端末を介在して子どもたちが、男女分け隔てなく顔を突き合わせて学び合っていました。
令和3年の中央教育審議会答申でうたわれている個別最適な学びは、
単なる個別学習で終わるのではなく、
協働的な学びを充実させるための基盤としての側面があります。
中央小学校では、協働的な学びを充実させるために、ICT機器を効果的に活用していきたいと考えています。
先日の校長先生の『失敗は成功のもと』コーナーに子どもたちがたくさん投稿してくれています。
下校の場面では、先生と子どもたちのこんなやり取りが聞こえてきました。
「先生、○○さんにあだ名で呼んでくる」
『□□さんは、そのあだ名で呼ばれるのがいやなのかな?』
「うん、ちょっといやかな」
それを聞いた○○さんが、
「□□さん、ごめんね」と伝えました。それを受けてその先生は、
『○○さんは、自分の失敗、未成功をしっかり受け止めて、謝ったんだね。素直な○○さんの心が大きくなったと先生は思うよ。こうやってみんなで失敗を成功に変えていけるのがすごいことなんだね。□□さんが伝えてくれたおかげで○○さんのプラスの心が成長できたんだよね。きっと明日校長先生のポストに入れるんじゃないかな!』
と伝えて、○○さんも□□さんもうれしそうな表情で帰っていきました。
子どもたちの何気ない変化を私たちが意識して価値付けていくことで、
子どもたち自身が自分を見つめ直し、良いことも至らなかったことも受け入れ、
更に改善し、次に挑戦していこうとする、
こういった自己調整力をメタ認知を促しながら高めていけるように支援していきたいと考えます。