今日は3年生の体育科の研究授業がありました。
マット運動の授業でタブレット端末で動画を撮り合い、
仲間と体の使い方を分析しながら、ポイントを押さえて練習に取り組みました。
子供たちは見本動画と自分たちのフォームを見比べて、
「手の位置がもうちょっと上だね!」「体がしっかり曲がっているね!」と
大人も驚くくらいコミュニケーション豊かに、的確に声を掛け合い、楽しみながら技の完成度を上げていました。
少し前まで体育科では、『とにかく練習量をたくさん確保すること』を意識して取り組んできました。
授業後の研修会で講師の先生から、
これからの体育科の授業は練習量をしっかり確保することももちろん大事であるが、
仲間と一緒に、できているポイントを認め合ったり、自分の課題点を仲間と相談して見いだしたりして、
解決法を考えて改善していくというサイクルを繰り返しながら資質・能力を育成していくことも大切であることを学びました。
研究授業を通して学び合う様子を見せてくれた子供たちに感謝しながら、
ICTも活用したさまざまな教科における資質・能力を育成できるように
子供たちの関係づくり、授業づくりに取り組んでいきます。
今日は1年生で研究授業が行われました。
「どんな顔でお話ししているのかな」と8つのカードから、
自分の考えに合った絵カードを選び、その表情でせりふを言いました。
なぜそう思うのかの理由まできちんと言える子や、友達の意見に「なるほど」や「いいと思います」など
しっかりと反応をしてあげながら聴くことができている子がたくさんいました。
うさぎ役は白帽子、くま役は赤帽子になり、表情豊かにセリフを言って楽しみました。
『みんなで』気持ちを考えながら、取り組むことができました。
子どもたちはワークシートに考えを書く時も真剣な表情で仲間と相談しながら書いたり、
自分の考えを仲間と白熱しながら交換したりしていました。
今週も愛知教育大学の学生さんがボランティアに来てくださっています。
1年生の子供たちも大喜びです。
子供たちに話しかける時は背中を曲げて目線を合わせて話されています。
その姿から私たちも初心を思い出しています。
私たちは子供たちとの心の距離と位置関係は、時と場合によって変動させています。
大きく分けて縦の関係、横の関係、斜めの関係です。
今日もたくさんの先生方が子供たちとの距離感と位置関係を微調整しながら、
『協働探究者』として子供たちと接していました。
跳び箱週間が始まりました。体育館に設置されたたくさんの跳び箱を使って、
安全に十分配慮しながら跳び箱を跳べるようになる喜びを味わってほしいと思います。
今日は朝会がありました。
校長先生から2学期に取り組んでほしいこととして始業式でも提示された
「みんなで」というキーワードが改めて子供たちに伝えられました。
2学期は「みんなで」成長する授業や行事がたくさんあります。
この「みんなで」はみんなで同じことを同じようにやるということではなく、
子供たち一人一人が自分らしさの発揮したり、強みを生かしたりするなど、
子供たち自身がそれを自覚的に活用し、同時に仲間のそういった特徴を理解し合ったうえで協力し合うことを通して
チームとしての力を「みんなで」発揮してほしいという願いが込められています。
また、これらの取組を通して、子供たちが自分の今まで気付かなかった自分に気付けたり、
仲間の新たなよさに気付けたりすることもできると思います。
この「みんなで」を意識したさまざまな取組を、
各学年の発達段階に合わせて授業や行事で子供たちと共に実践していきたいと思います。
また、今日から整美委員会による「そうじビンゴ」の取組が始まりました。
中央小の清掃をよくするために九つの目標を設定し、達成したところがビンゴになることをめざします。
子供たちは細かなところまできれいにしたり、雑巾の折り目をそろえたり真剣に取り組んでいました。
今日も仲間との多様な学びがそれぞれの教室で行われていました。
ペア、3人グループ、4人グループ、自由な立ち歩きでの学習など、
仲間と関わりながら学ぶ学びのスタイルは山のようにあります。
文科省から示されている資質・能力の三つの柱の習得、育成、涵養を大目標にして、
子供たちが「楽しく」「わかる」「深まる」「みんなで」の授業を中央小学校では考え、実践していきます。
思わず前のめりになるような、子供たち自身が「したい」と思える、没頭できる授業を考えていきます。